生物多様性を守る、フィンランドの観光業の新たな一歩
「旅が環境に悪影響を与えない」だけでなく、「旅が自然の再生を促す」としたらどうでしょうか?
これは「リジェネラティブ(再生型)思考」と呼ばれる考え方です。フィンランドでは、観光地や旅行会社、地域コミュニティが一体となって、生物多様性の向上や生態系の再生、自然とのつながりを深めるための具体的な行動を起こしています。旅行者が直接関わるケースばかりではありませんが、その存在や関心、支援が自然保護の一助となっているのです。
以下に、フィンランド各地で実際に行われている、自然再生への取り組みをご紹介します。